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よりかず式|凡人のためのSNSマーケティング実践録.89

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よりかず式|凡人のためのSNSマーケティング実践録.89

よりかず式|凡人のためのSNSマーケティング実践録.89

2026/04/20

よりかず式|凡人のためのSNSマーケティング実践録.89

第89回:「差別化=尖らせる」じゃない、選ばれる人のポジション戦略とは?/文:よりかず先生

お客様に選ばれるために最も簡単に差別化する方法

「同業他社と何が違うんですか?」と聞かれたとき、すぐに答えられますか?

サービスの質や内容には自信がある。

でもいざ発信しようとすると、気がつけば周りと同じような言葉を並べてしまう。

「丁寧な対応」「高品質」「実績多数」など、そんなコピーがSNSにあふれ返っている今、それだけでは完全に埋もれてしまいます。

差別化とは、奇抜なことや尖った発言をすることではない。

自分たちのポジションを明確にして、お客様の頭の中に「この人はここが違う」という印象を与えること。

起業を目指して情報収集している段階から、このマーケティング戦略の基本を押さえておくと、その後のネット集客や発信の効果が大きく変わります。

今回は、実際に学んで使ってきた差別化の方法を5つ、わかりやすい事例とともに紹介します。

1 他社のデメリットを逆手に取る

まず最初の戦略は、業界で当たり前とされている不満や面倒さを正面から指摘し、それを解決する存在として自分を打ち出す方法です。

代表的な成功事例がダイソンの掃除機。掃除機は、主機能の吸引力の強さで競うことが多いですが、ダイソンが打ち出したのは「紙パック不要」という一点。

紙パックの交換は手間がかかり、コストもかかる。誰もが感じていたけれど、誰も声に出してこなかった不満を、あえて前面に出した戦略です。

実践するために、まずあなたの業界で「当たり前」とされているルールや慣習を書き出してみてください。

その中にお客様が密かに不満を持っているものが見つかるはずです。

コンサルやSNS戦略の相談を受ける中でも、「なぜこの業界はいつも専門用語ばかりで説明が難しいんだろう」という声はよく聞きます。

例えばその専門用語をわかりやすく伝えることが、ネット集客の切り口になります。

2 本音を語り、透明性を武器にする

次は「業界の裏を明かす」という方法。

暴露系の過激な発言ではなく、「みんなが薄々わかっているけど誰も言わないこと」をあえて言葉にする、というアプローチ。

これはある歯ブラシメーカーが実際に使ったコピーなのですが、「大手メーカーの広告費は、すべて商品の価格に上乗せされています」というもの。

よく考えれば当たり前のことですが、これを堂々と打ち出したことで、消費者の信頼を一気に掴みました。

起業やコンサルの世界でも同じことが言えます。

「成功事例ばかり紹介されるが、実際には多くの人が最初の3ヶ月で挫折している」「オンラインのマーケティング勉強会に参加しても、実践しなければ意味がない」など、こういった本音の発信は、かえって信頼性を高め、本当に成功を目指す人を引きつけます。

透明性は、現代のネット集客において最も強い武器のひとつです。

3 業界の当たり前を真逆から語る

3つ目は、業界が「大切だ」と言い続けていることに対して、真逆のポジションを取るという戦略。

ユニクロがその代表例。

アパレル業界がトレンドやデザイン性を訴え続ける中、ユニクロは「シンプルで高品質、低価格、流行に左右されないライフウェア」というポジションを確立しました。

業界の常識に真っ向から反するキャッチフレーズが、逆に大きな差別化になったのです。

脱サラ・独立支援の文脈で言えば、「フォロワーを増やすことがSNS戦略の成功だ」という業界の常識に対して、「フォロワー100人でも月収を上げた方法」と語ることが、これに当たります。

挑戦を始めた初心者にとって、こちらのほうがはるかに刺さるメッセージになりますよね。

4 自分たちの弱点を自ら語る

4つ目は少し勇気がいりますが、自社のネガティブな点を自ら認め、それをポジティブに転換するという方法。

フォルクスワーゲンのビートルの広告は有名です。

「小さな車は好きですか?」と、車が小さいという弱点を正面から認めた上で、「小ささ」の価値を語りました。

現代のように情報があふれ、どのサービスも「最高です」と言っている中で、弱点を認める発信は圧倒的な信頼感を生みます。

コピーの作り方としては、「○○が苦手な方には向きません。でも△△を重視する方には最適です」という型が使いやすい。

育成やコンサルサービスで言えば、「すぐに稼ぎたい方には向いていませんが、6ヶ月かけてマーケティングの基礎から学びたい方には最短ルートを提供できます」のようなイメージですね。

5 お客様の不満を大前提にして共感を得る

最後は、お客様の不満や面倒さを「大前提」として語り、「私もあなたと同じ立場です」と伝える方法。

ある食品メーカーが「買い物に行く時間を節約できる」という価値を訴求したとき、お客様から「そもそも買い物に行くのが面倒」という声が集まりました。

そこで打ち出したコピーが「私も皆さんと同じ立場です」。発信する側ではなく、消費者と同じ目線であることをあえて強調したことで、強い共感と支持を得ました。

たとえば副業・起業の情報を発信する立場であれば、「会社員をしながら情報収集するのって、時間もないし何が正しいかわからないですよね」と言い切ること。

その経験があるからこそ、同じ状況にいる方に向けて本当に使えるマーケティング戦略を伝えられると思っています。

コンテンツを発信する「専門家の側」ではなく、「同じ悩みを持っていた人間」として語ることで、初心者の方からの相談や問い合わせが格段に増えます。

差別化ポイントを見つける3つの問い

5つの方法をご紹介しましたが、どう活用すればいいかわからないという方は、まず次の3つを書き出してみてください。

① 業界で当たり前とされているルールや慣習は何か

② 同業他社・ライバルが絶対に触れないトピックは何か

③ お客様が密かに不満を持っているけれど、誰も解決策を出していない問題は何か

この3つを洗い出すだけで、あなたのオンラインでの発信・SNS戦略・ネット集客の切り口がガラッと変わります。

みんなと同じことを言い続けても、選ばれるのは価格が安いか、知名度がある方です。

でもポジションを作れれば、価格でも知名度でも戦わなくて済む。それが差別化の本質です。

起業を目指す初心者の方も、副業で成果を出したい方も、ぜひ今日から「業界の当たり前」を疑うことから始めてみてください。

そこに、あなたならではの成功への道が見えてきます。

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