よりかず式|凡人のためのSNSマーケティング実践録.131
2026/06/02
よりかず式|凡人のためのSNSマーケティング実践録.131
第131回:副業初心者がクラウドソーシングで消耗するたった1つの理由/文:よりかず先生
クラウドソーシングで稼げない人の共通点と、9割が勘違いしている本当の使い方
副業のとっかかりとして、クラウドソーシングサイトで仕事を探してみたけど、案件が取れなかったり、実際にやってみたけれど、単価が安すぎて時給換算したら100円以下だったりで、稼げなかった人は多いはず。
会社員をしながら起業・独立を目指している方にとって、クラウドソーシングはとっつきやすい最初の一歩。
でも始め方を間違えると、「案件が全然取れない」「思ったより稼げない」という壁にぶつかり、そのまま諦めてしまうケースも少なくない。
この記事では、初心者がよく陥る誤解を整理したうえで、クラウドソーシングサイトの実情についてお伝えします。
「稼げない」と言われる3つの理由
クラウドソーシングに対してよく聞かれる不満は、大きく3つに分類できます。
理由1:単価が低い
数百円〜1,000円程度の案件が多く、いくらこなしても収入につながりにくい
理由2:手数料が高い
報酬の15〜20%がプラットフォームに差し引かれるため、手取りが思ったより少ない
理由3:案件が取れない
1つの案件に20〜30件の応募が集中し、応募しても選ばれない
これらは実際に起きていることですが。その原因はプラットフォームの構造にあります。
クラウドソーシングサイトは、仕事を依頼したい人と働きたい人をオンラインでマッチングする場。
掲示板のように案件が並び、複数の人が同じ案件に応募するため、価格競争が起きやすい構造になっている。この仕組みを理解したうえで使い方を変えることが、成功への戦略として重要です。
そもそも、手数料は高いのか?
15〜20%の手数料を高いと感じる人は多いですが、別の角度から考えてみましょう。
個人で仕事を獲得しようとすると、自分で営業活動が必要。飛び込み営業やメール営業を自力でやるとなると、相応の時間とコストがかかる。
何の人脈もコネもなく脱サラして独立したら、まさにそんな状況で、最初はどこに営業すればいいのかという状態からのスタートになる。
クラウドソーシングサイトは、その営業活動を肩代わりしてくれている側面がある。
ネット集客の仕組みがすでに整っており、オンラインで手軽に案件へアクセスできる。
その対価として考えると、15〜20%という手数料は必ずしも高いとは言えない。
営業コストを外注していると捉えると、見え方が変わる。
クラウドソーシングサイトの本当の役割
上級者にとっては直接収益を得るための場として機能しますが、初心者の場合は目的が異なる。
初心者がクラウドソーシングサイトを使う意義は、実績と経験を積むことにある。
なぜ実績が重要なのかというと、高単価の案件を獲得しようとしても、経験や実績がなければ発注者から信頼してもらえないから。この人に頼んで大丈夫か?って判断する材料が必要。
たとえるなら、転職活動と同じ。
スキルがあっても、職務経歴書に書ける実績がなければ書類選考すら通らない。
クラウドソーシングも同様で、実績のない状態でSNSなどで営業しようとしても、相手にしてもらいにくいのが現実。
最初の段階では売上より、現場での経験を積みながら実績を作ることを優先しましょう。
たとえ時給換算すると数十円でも、実際の案件で積んだ経験はスキルと自信につながる。
初心者が応募すべき案件の選び方
クラウドソーシングには様々な案件があります。経験と実績を積むという目的に合った案件を選ぶことが重要です。
① 工程をすべて担当できる案件を選ぶ
動画編集ならテロップ入れや文字起こしだけの部分的な作業より、企画から仕上げまでを担える案件の方が、経験値を多く積める。
単価が多少低くても、フルで関わった案件は自分の戦略の核となる。
② 実績公開可能な案件を優先する
後でポートフォリオとして使えるかどうかを確認しましょう。実績を可視化できることが、次の営業につながる。
オンラインでの集客・営業においても、目に見える成果物の有無は大きな差になります。
③ 個人より法人・企業の案件を狙う
法人の案件は信頼性が高く、実績として他の発注者へのアピール力も強くなる。
初心者でもコンサル的な視点で、企業案件での実績として打ち出せるようになります。
案件が取れない場合の対処法
応募しても反応がこない、って悩みはほとんどの初心者がぶつかる壁の1つ。
解決策は基本的に次の2つ。
1. 営業数を増やす
そもそも応募数が少なすぎるってパターンが圧倒的に多い。
最低でも1日10件以上を目標に応募しないと、1日1件も反応は返ってこない。
数をこなすことで、どんな文面や条件が効果的かも学べる。ネット集客の世界では「母数を増やす」という発想は基本的な戦略です。
2. 営業文とポートフォリオを改善する
発注者は営業文とポートフォリオで応募者を判断する。
読みやすい文章で自分のスキルが伝わるか、制作物を確認できるポートフォリオがあるかどうかが採用率に大きく影響します。
詐欺案件には注意
仕事を発注している案件のように見せかけて、実際には面談後にスクール・コミュニティへの勧誘やネットワークビジネスの紹介に誘導するケースがあります。
Zoomなどの面談で「先輩を紹介します」「このスクールに入ると良い」といった話が出てきたら、案件とは無関係の可能性が高いため注意してください。
知識だけでは超えられない壁がある
ここまで読んでいただいて、クラウドソーシングの使い方や営業の考え方はある程度つかめたかと思います。
ただ正直なところ、知識として理解することと、実際に成果を出すことの間には大きな溝があります。私自身もその壁にぶつかった一人だからよくわかる。
ノウハウを知り、その通りにやっているつもりなのに、結果が出ない。
振り返ると、やっているつもりだったことが、微妙にずれていた。
営業文の書き方ひとつとっても、自分では「ちゃんと書けている」と思っていた。しかしフィードバックをもらって初めて、「伝わっていない部分」や「相手の視点が抜けていた部分」に気づいた。
自分では気づけないから、客観的な目線が必要。
また、営業はうまくいかないと心が折れます。勉強会やオンラインコミュニティで同じ目標を持つ仲間と交流するなかで、「自分だけじゃない」って気づいて、立ち直れた経験が何度もある。
情報交換や相談ができる場があることで、挑戦を続けられたと感じています。
さらに、行動を継続するためには正しいマインドセットが不可欠。うまくいかない時期に、戦略が悪いのか、行動量が足りないのかを正しく判断できないと、間違った方向に努力し続けてしまう。
育成・コンサルという形でサポートを受けることで、そのズレを早期に修正できます。
クラウドソーシングはゴールではなくスタート地点
クラウドソーシングで稼げないと感じている方の多くは、使い方の目的がずれているケースがほとんどです。
初心者にとってのクラウドソーシングは、独立・起業に向けた実績と経験を積むための場所。
そこで得た経験を土台に、SNSやネット集客を活用した営業へとステップアップしていくのが王道のルート。
知識を行動に変え、行動を成果につなげるには、フィードバックをくれる環境や、同じ目標を持つ仲間の存在が大きな力になります。
「クラウドソーシングに挑戦しているけど、なかなか案件が取れない」「副業から独立を目指したいけど、何から始めればいいか迷っている」とお悩みの方は、弊社ホームページの問い合わせフォームから、お気軽にメッセージをお送りください。