よりかず式|凡人のためのSNSマーケティング実践録.87
2026/04/17
よりかず式|凡人のためのSNSマーケティング実践録.87
第87回:営業が怖い人、全員“勘違い”しています/文:よりかず先生
売れない人は営業を怖がっている
あなたは「営業って、売り込み見たいで嫌だな…」って思っていませんか。
SNSで情報発信して認知を広げ、商品も作ったし、ネット集客の戦略も完成した。
なのに、いざ「売る」という段階になると、急に手が止まる。
僕がまさにそうでした。会社員をしながら副業を始めた当初、「営業なんてできない」って苦手意識がどこかにあって、お客さまへの提案を後回しにし続けていました。
この記事では、その苦手意識がどこから来るのか、そしてどうすれば乗り越えられるのかを、僕の経験談も交えながらお伝えします。
「断られること」を脳が危険だと判断している
人間はそもそも、拒絶を本能的に怖がる生き物です。
脳科学的に言うと、拒絶は危険として処理される。石器時代、群れからはじき出されることは死を意味していた。
その本能が現代にも残っているため、見知らぬ相手に「いかがですか?」と声をかけることを、無意識に危険行為として感じている。
嫌われたくない、ガツガツしたくない、断られたくないという心理的なブロックが生まれるのは、ごく自然なことです。
ただ、だからといって営業を避け続けると、売上は永遠に上がらない。
起業初心者が脱サラを目指すとき、この恐怖との向き合い方が最初の壁になります。
「営業=押し売り」という大きな誤解
副業から独立支援・起業を目指す初心者の多くが持っているのが、「営業=押し売り」というイメージ。
スーツを着た営業マンが、断っても断っても食い下がる。
そういうイメージが浮かぶから、「自分はそんなことしたくない」って思ってしまう。
でも、営業の本質は交換。
あなたが持っている価値あるサービスや知識を、それを必要としている人のお金と交換するだけのことなんです。
例えば、友人が「最近、腰が痛くて困っているんだよね」と言っているとき、あなたが信頼できる整骨院を知っていたら「ここよかったよ」と教えますよね?それが営業の本質です。
押し売りではなく、提案です。
オンラインビジネスやコンサルの戦略において、マーケティングの基本はここから始まります。
売れる人と売れない人のたった一つの違い
売れる営業マンが怖がっていない理由は、「売ること=提案」にすぎないって思っているから。
一方、売れない人の営業は「お願い営業」になっている。
「買ってください」「よかったらどうですか」と懇願するから、断られると深く傷つく。
売れる人の発想はシンプルです。
「これ、あなたの問題を解決できると思うんですが、どうでしょう?」
提案なのだから、断られても「合わなかっただけ」。傷つく理由がそもそもない。
SNS戦略やネット集客の勉強会・オンラインセミナーに参加しても、最終的にこの「提案マインド」がなければ売上にはつながらない。
コンサルやビジネスコーチングの育成プログラムでも、同じことが言われていると思います。
SNSだけでは売れない理由
「SNSで発信していれば売れる」と思っている方は要注意。
SNSはあくまで認知と信頼を育てる場所。
ネット集客の戦略として非常に重要ですが、それだけでは売上は発生しません。
売上が生まれるのは、必ずオファー(営業)があるときです。
LPを活用するオンライン戦略でも、その先には必ず何かしらの営業行為が存在します。
脱サラ・独立支援を成功させた起業家が共通して行っているのは、提案の回数を意識的に増やすこと。
SNS戦略×ネット集客×営業の組み合わせで、初めてビジネスは動き出します。
AIを活用したマーケティングコンサルや育成コミュニティでも、この構造は変わりません。
量を増やすことが、最も誠実な戦略
「営業が苦手」「提案が怖い」という方にお伝えしたいことがあり、それは、苦手だからこそ、量を増やしてほしいということ。
最初はうまくいかなくていい。百発百中の営業なんてありえない。
プロのコンサルタントでも断られることはある。
最初から「断られる前提」で数を打てば、精神的なダメージも少なくなります。
実際に体験することで、「あ、怖くないな」という感覚が少しずつ生まれてくるのが分かるはず。
成功する起業家は、さまざまなルートで提案の物量を確保しています。
売上は、提案の物量で決まるという、シンプルな仕組みです。
「人助けだと思えばいい」と知り、すべてが変わった
僕も長い間「営業=押し売り」というイメージを持っていた。
副業を始めた当初、情報発信はできていた。
でもいざ「売る」となると、断られることが怖くて、オファーを出すことを避け続けていました。
転機になったのは、メンターであるコンサルの師匠から言われた一言でした。
「営業は売ることじゃなくて、助けることだよ。相手が困っていることに、あなたが答えを持っているなら、伝えないほうが失礼だ。」
この言葉を聞いたとき、腑に落ちました。
「問題を解決する提案をしてあげればいいだけ」「人助けだと思えばいい」って考えたら、急に営業が怖くなくなった。
その価値との交換として、対価をいただく。それだけの話だと気づいてから、提案の回数が自然と増え、売上も変わり始めた。
AIを活用したマーケティング戦略やオンラインコンサルを学ぶ勉強会・コミュニティに参加しても、この「助けるマインド」がなければ何も変わらない。
逆にこれさえ持てれば、初心者でも挑戦できます。
怖くてやらないから、売れないだけ
売れない理由は、才能でもセンスでもありません。
ただ、怖くてやっていないだけです。
営業=押し売りではなく、提案である
断られるのは「合わなかっただけ」
SNSは認知・信頼、売上はオファーで生まれる
提案の物量が売上を決める
「助ける」という発想で恐怖は消える