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よりかず式|凡人のためのSNSマーケティング実践録.130

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よりかず式|凡人のためのSNSマーケティング実践録.130

よりかず式|凡人のためのSNSマーケティング実践録.130

2026/06/01

よりかず式|凡人のためのSNSマーケティング実践録.130

第130回:【実録】AIでLINEスタンプを100枚作った結果、1円も稼げなかった話/文:よりかず先生

AI×LINEスタンプ副業は本当に稼げるの?実際にやってみた衝撃の結果

「AIを使ってLINEスタンプを作るだけで簡単にお小遣いが稼げる」なんて甘い話を、YouTubeやSNSなどで流行っていて、起業や独立支援に向けて副業で成果を出そうと情報収集している会社員の方なら、一度は目にしたことがあるはず。

手軽そうに見えるこの副業、実際のところはどうなのか。

1ヶ月間この副業に実際に取り組んだ結果を、包み隠さずお伝えします。

AI×LINEスタンプの作り方

まずは実際の作り方からです。必要なツールはChatGPTとCanvaの2つだけ。

AI戦略の挑戦として気軽に始められる点が、この副業の最大の魅力です。

ステップ1:ChatGPTでアイデアを生成

ChatGPTに「LINEスタンプ副業を前提に、適したキャラクター(ウサギやクマなど)を20種類教えてください」と質問します。すると、ユニークな候補がずらりと出てきます。

次に、キャラクターと言葉を組み合わせたテキスト案も生成してもらいます。

ステップ2:ChatGPTで画像を生成

アイデアが固まったら、そのままChatGPTに画像生成を依頼します。

20種類のスタンプ画像が自動で出力されます。

ステップ3:Canvaで仕上げ

生成した画像をCanvaに取り込み、LINEスタンプの規定サイズに調整。

細かい微調整を加えれば完成です。

ステップ4:LINEクリエイターズマーケットに出品

完成したスタンプをLINEクリエイターズマーケットに登録し、審査(約1週間)を経て販売開始となります。

作業時間はなんと約30分。確かに驚くほど簡単です。

実際に私も1ヶ月で5セット(計100枚)を制作・出品してみました。

実際の結果は、1円も稼げなかった

しかし、1ヶ月間取り組んだ結果は0円でした。

出品した5セットの合計閲覧数は約80回で、販売数は0。

審査も1セットが規約違反(AIで生成したキャラクターが既存キャラに類似していたと思われる)で差し戻され、修正対応に余分な時間がかかりました。

なぜ稼げなかったのか。その理由を一つずつ見ていきましょう。

稼げない理由① 手取りはたったの35%

マーケティング戦略のオンライン講座でもよく語られることですが、副業で稼ぐにはまず構造を理解することが重要。

LINEクリエイターズマーケットでスタンプを販売しても、売上の全額が手元に入るわけではない。プラットフォームの手数料が引かれ、受け取れるのは販売価格の35%です。

50円のスタンプが売れても、手元に入るのはわずか17.5円。1万円を稼ぐには、572個売らなければならない。

毎日1個売れても、1年半以上かかる計算です。月10万円を目指すなら、5,710個を売る必要があります。

稼げない理由② 100万種類以上の競合がいる

ネット集客の戦略を学んだことがある方なら、市場の競争環境の重要性は理解しているはず。

LINEクリエイターズマーケットには、すでに100万種類以上のスタンプが登録されている。

その中から自分のスタンプを見つけてもらうのは、人口100万人の大都市から、自分1人を探してもらうようなもの。

さらに、AI×LINEスタンプ副業がブームになっている今、脱サラや独立支援を目指す初心者を含む参入者が増え続けており、競争はますます激化している。

AIで生成したスタンプは似たりよったりになりがちで、差別化が非常に難しい状況です。

稼げない理由③ マーケティングスキルが別途必要

SNSのネット集客戦略やオンラインでの集客ができなければ、どれだけ良いスタンプを作っても売れない。

LINEのアプリ内で検索されるだけでは、100万種類の中に埋もれてしまう。

実際に売るためには、SNSなどを活用して自ら宣伝し、スタンプを知ってもらう必要がある。

つまり、スタンプを作るスキル(簡単)+ マーケティングスキル(難しい) の両方が必要になるということ。

商品を作るのと売るのとは全く別のスキルが必要で、起業を目指す初心者がよく陥る「良いものを作れば売れる」という誤解と全く同じ構造。

実際に成功事例として売れている人たちは、スタンプ制作の裏で膨大な時間と労力をSNS運用に費やしているけれど、その事実はあまり表には出てこない。

稼げない理由④ 実は無料ではない

「AIで無料で作れる」と紹介されていることが多いですが、実態は少し異なる。

ChatGPTの無料版では、画像生成の枚数に制限があり、LINEスタンプは通常1セット20枚必要なため、無料版では1日1セットも作れません。

微調整を加えるとさらに時間がかかり、実用的なペースで制作するには有料版(月約3,000円)への課金が事実上必要になります。

AI初心者向けの始め方として紹介されることが多いこの副業ですが、無料で始められるという前提は、厳密には正しくない。

流行の情報に踊らされないために

AI×LINEスタンプ副業は、趣味として楽しむ分にはいいかもしれませんが、副業として本格的に収益を得ることは、現実的にかなり難しいと言わざるを得ない。

1円も稼げなかったこの体験から学んだことがあるとすれば、手段(AI)が変わっても、本質(マーケティング・差別化戦略)は変わらないということ。

脱サラや起業を目指す初心者の方に伝えたいのは、流行に踊らされず、堅実にスキルを身につけることの大切さ。

AIを活用すること自体は大変良いことですが、AIはあくまでスキルを持った人が、さらに効率を上げるためのツールということを忘れてはいけない。

副業で成果を出したいなら、まず土台となるスキルを磨くこと。

ネット集客・SNS戦略・オンラインマーケティングなどの実践的なスキルを身につけた上でAIを活用するという姿勢が、長期的な収益につながります。

これらの習得には時間がかかりますが、コンサルや育成コミュニティ、オンライン勉強会などを活用しながら、体系的に学ぶことが、遠回りに見えて、実は最も確実で最短ルートなんです。

この「体系的に学ぶこと」について、何から始めればいいかわからないとお悩みの方は、弊社ホームページの問い合わせフォームから、お気軽にメッセージをお送りください。

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