よりかず式|凡人のためのSNSマーケティング実践録.137
2026/06/08
よりかず式|凡人のためのSNSマーケティング実践録.137
第137回:「ピンチをチャンスに変えろ」って言われても、変われない理由/文:よりかず先生
ピンチをチャンスに変えるマインドの作り方
「ピンチをチャンスに変えろ」ってよく目にしますが、実際にそれができるかって聞かれたら、できる人はほとんどいないと思います。起業や副業に向けて情報収集を始めた方なら、成功者のSNSや勉強会で一度は耳にしたことがあるはずです。
でも、「具体的に何をすればいいの?」と感じたことはないでしょうか。
実は、ピンチをチャンスに変えられる人には共通の思考習慣があります。
それは生まれ持った才能ではなく、戦略的に身につけられるもの。
そのマインドの作り方を、心理学の知見と私自身の経験談を交えながら解説します。
「ピンチをチャンスに変える」が難しい本当の理由
脱サラや起業を目指して独立支援の情報を集めていると、「逆境こそ成長のチャンス」「失敗は財産」こんな言葉をSNSで必ず見るはず。道理はわかるけれど、実践できない。なぜか。
答えは単純なことで、ピンチは自分が工夫しなければ、ピンチのままだから。
「運が良かっただけ」で片付けてしまうと、次の挑戦に活かせる学びが生まれません。
成功に運が絡むことはありますが、その運を引き寄せる姿勢を持てるかどうかで結果は大きく変わる。
オンラインでのネット集客や副業で成功している人を見ると、スタート時点では何かしらの弱点や制約を抱えていることが多い。初心者であること、時間がないこと、お金がないことなど。
それでも前に進める人は、「弱点が強みに転ずる文脈」を探す習慣を持っています。
人間万事塞翁が馬(長い目で見る視点)
中国の故事に由来することわざ「人間万事塞翁が馬」をご存じでしょうか。
ある老人の馬が逃げ出した。村人が「不運だ」と慰めると、老人は「それが不運とは限らない」と言った。後日、その馬は別の馬を連れて戻ってきた。
今度は「幸運だ」と言われたが、老人は「それが幸運とは限らない」と答えた。
息子がその馬に乗って落馬し足を折った。しかし、そのおかげで戦争の徴兵を免れ、命を守ることができた。
目の前の出来事を「良い・悪い」と即断しない。
この視点が、ピンチをチャンスに変えるマインドの土台になります。
コミュニティやオンラインイベントで出会う成功者たちが「あのとき失敗して良かった」と語るのは、この視点を自然に持っているから。
大事なのは、転換を待つだけでなく、転換を意図的に起こすという姿勢。
コミュニケーションの苦手が武器になるまで
これは僕の経験談なのですが、僕はもともと人とのコミュニケーションが苦手でした。
話したいことがうまく言葉にならない、会話が進むにつれて相手との認識がずれていくなど、そういった経験が積み重なり、ある時期には職場の人間関係で悩み、適応障害を経験したこともあります。
当時は、それが完全なピンチでした。コミュニケーションが苦手な人間が、どうやって起業できるのか。オンラインで集客できるのか。そう思っていました。
ところが、ある気づきがありました。苦手だったからこそ、「なぜ言いたいことが正しく伝わらないのか」「会話のどの時点で認識のズレが生まれるのか」など、苦手を克服しようと、会話術や心理学について本などで学び、人よりも深く考え続けてきた。
その結果、コミュニケーションのつまずきポイントが手に取るようにわかるようになり、言いたいことをうまく表現できない人の意図を汲み取り、それを整理して伝えるその能力が自然に育っていった。
今では、それがマーケティング・集客コンサルの仕事の核になっています。
「自分の強みが見つからない」と悩む起業初心者の方を支援するとき、僕はまず「あなたが一番苦労してきたことは何ですか?」と聞きます。
そこにこそ、その人だけの独自の強みとなる種が眠っているからです。
ピンチをチャンスに変える思考習慣の作り方
ここまでの内容を整理すると、ピンチをチャンスに変えるマインドには3つの習慣があります。
① 一歩引いた視点で、強みに転ずる文脈を探す
弱点を弱点のまま見るのをやめ、この弱点が活きる場面はどこかを問い続ける習慣。
脱サラ・独立支援の戦略においても、自分のバックグラウンドを棚卸しするところから始まります。
② 運を設計する姿勢を持つ
運が良かったで終わらせず、どうすればその運を引き寄せられるかを考える。
SNSやネット集客の成功事例を学ぶ勉強会やオンラインコミュニティに参加し、成功パターンを自分ごとに落とし込んでいく作業がこれにあたります。
③ 目の前の結果に一喜一憂しない長期視点
「人間万事塞翁が馬」の教えの通り、今の失敗が後の成功の礎になることは珍しくありません。
AI活用やオンラインマーケティングの進化が著しい現在、一時的な挑戦の失敗をデータとして蓄積できる人が、最終的に戦略的な成功をつかみます。
あなたのピンチには価値がある
「ピンチをチャンスに変える」とは、苦しい状況を無理やりポジティブに捉えることではありません。自分の経験・弱点・環境を資源として再定義し、戦略的に活用する思考習慣のこと。
起業初心者として情報収集を始めたばかりの段階でも、過去に積み重ねてきた苦労した経験は、大きな資産となる。それをどう見つけ、どう活かすか、その整理をお手伝いするのが僕の役割です。
「自分の強みや方向性が見つからない」「副業から始めてみたいけれど、何から手をつければいいかわからない」とお悩みの方は、弊社ホームページの問い合わせフォームから、お気軽にメッセージをお送りください。あなたのピンチの中に眠るチャンスを、一緒に言語化していきましょう。