よりかず式|凡人のためのSNSマーケティング実践録.85
2026/04/15
よりかず式|凡人のためのSNSマーケティング実践録.85
第85回:「この人じゃなくてもいい」と言われる発信、今すぐやめてください/文:よりかず先生
人に選ばれることの本質、愛される力を磨こう!
誰かに好意を持ってもらえるって、やっぱり嬉しいですよね。
SNSを使ったネット集客や戦略を学び始めると、認知の増やし方とか、1日作業がどれくらい必要かとか、そんなことばかりに注目してしまう。
でも、その前にもっと大切なことが「ファンづくり」なんです。
脱サラや独立支援を目指して情報収集を始めた方が、SNS戦略の成功に向けて最初につまずくのが、この「ファンづくり」の本質を理解していないこと。
今回は、その具体的なポイントについてです。
ファンには2種類、あなたが目指すべきはどっち?
ファンの作り方には、大きく2種類あります。
1つめは「アイドル的なファン化」。見た目やキャラクターで熱狂的に支持される存在になること。
テレビに出るタレントや、数百万フォロワーを持つインフルエンサーがこれに当たりますが、一般の私たちには現実的ではない。
2つめが「内面的なファン化」。
つまり、「この人と関わっていたい」「この人の話をもっと聞きたい」って思ってもらえる存在になること。起業やコンサル・育成の分野でオンラインを活用して成果を出している人の多くは、この「内面的なファン化」を積み重ねて成長している。
一般の私たちが目指すべきファン化はもちろん後者で、「この人と関わっていたい」と思ってもらえる存在になること。
見た目ではなく、人としての魅力と信念で選ばれる力を磨くことです。
ポイント① 相手を思う姿勢こそが、最強のマーケティング戦略
マーケティングやネット集客の勉強会に参加すると、「コンテンツの質を上げろ」「冒頭の言葉選びを工夫しろ」などと技術的なアドバイスをもらうことが多く、もちろんこれも大切。
でも、それよりも先に問うべきことが、「あなたの発信は、誰かのためになっていますか?」ということ。
お金のためだけに情報を発信していても、人はついてきません。
フォロワーが増えても、本当のファンにはなってもらえない。
大事なのは、共感できる信念と、人としての魅力です。
たとえば、近所に2軒のラーメン屋があるとします。
1軒は毎日同じメニューを黙々と提供するだけ。
もう1軒は、常連客の好みを覚えていて、「今日は少し塩を抑えましたよ」と声をかけてくれる。
どちらに通いたいと思うか。SNSもそれと同じです。
発信の裏にある「相手への思いやり」が伝わるかどうかが、ファンが生まれるかどうかの分かれ目。
AIを活用した戦略的な発信も今や当たり前になっていますが、それだけでは人の心は動きません。
コミュニティや交流会・イベントで人とつながるとき、相手の期待以上の価値を届けようとする姿勢が、長期的なファン化につながるのです。
ポイント② 本気度を伝えることが、最大の差別化
SNS初心者の方がよくやりがちなのが、「いい情報だけを整理して届ける」発信スタイル。
確かに有益ですが、それだけでは「この人じゃなくてもいい」と思われてしまいます。
ではどうするか。答えは「本気で考え、本気で努力しているところを見せること」です。
起業相談やコンサルのオンライン相談でよく出てくる話ですが、成功している人の共通点は「失敗も含めて自分をさらけ出している」こと。
完璧な人よりも、苦労や挫折を乗り越えた人の方が、人は惹きつけられる。
それは「自分も頑張れるかもしれない」という希望を与えてくれるからです。
相手が求めていることをただ満たすだけではなく、「この人すごい!」と思わせるくらいの感動を届ける。
そのための本気度と努力を、言葉や行動で伝え続けることが大切です。
自己開示がなぜ必要か、やっとわかった話
僕がSNSで発信を始めたころ、「自己開示やマイストーリーを投稿したほうがいい」と教わったけれど、正直その理由がよくわからなかった。
プライベートをさらすなんて恥ずかしいし、専門的な情報だけでいいと思っていたからです。
でも、発信を続けるうちに気づいたのが、応援したくなる人って、その人の人間性に惹かれているってこと。
単に知識やノウハウを発信しているだけでは、その人の言葉が「情報」にしかならないけれど、その人の背景や苦労を知ることで、同じ言葉が「メッセージ」に変わる。
これは、独立支援やコミュニティ運営でも同じことが言えて、初心者が成功事例を見ても「自分には無理だ」と思われてしまう。
でも、苦戦しながらも挑戦している姿を見せることで、「私もやってみよう」っていう気持ちが生まれ、これがファン化の始まり。
「あなたのことがもっと知りたい」と思われる存在になろう
SNSを通じたネット集客や起業の戦略として、ファンづくりに取り組むなら、まずは次の2点を意識してみてください。
1つめは「相手を思う姿勢」。
発信するとき、常に「これは誰の役に立つのか」を問い続けること。
マーケティングのテクニックよりも先に、この姿勢が土台になります。
2つめは「本気度を伝えること」。
勉強会やオンラインイベントで学んでいる過程も、失敗も、悩みも、全部が発信の材料になる。
あなたが本気になれば、あなたの熱狂的なファンは必ず現れます。
脱サラや副業での成功を目指す初心者の方にとって、SNS戦略の挑戦は孤独に感じることもあるかもしれませんが、大丈夫です。
「この人のことをもっと知りたい」と思ってもらえる存在になることが、すべての出発点。
育成・コンサル・コミュニティなど、どんな形であれ、人を惹きつける力を磨いていきましょう。