よりかず式|凡人のためのSNSマーケティング実践録.126
2026/05/28
よりかず式|凡人のためのSNSマーケティング実践録.126
第126回:あなたの副業、実は人生を貧しくしているかも/文:よりかず先生
なぜお金を稼ぐだけでは幸せになれないのか?
「お金さえあれば幸せ」と考える人は少ないと思いますが、脱サラや起業を目指したり、収入を増やそうと考え、副業を始める会社員が増えています。
ただ、最新の行動経済学の研究が証明しているのは、年収が一定ラインを超えると日々の幸福度は頭打ちになるということ。
なぜ、お金だけあっても幸せになれないのか、、時間的な富という概念と、それを起業・独立支援の戦略に組み込む具体的な方法を、僕の経験を交えながら解説します。
本当に増やすべき5つの富とは?
福な人生のために、経済的な富だけを追い求めてはいけない。
起業の始め方を調べ始めたばかりの初心者ほど、まず稼ぐことが何よりも必要だと考えがち。
でも、次の5つのバランスが崩れると、どれだけ収入が上がっても、虚しさしか残りません。
① 経済的な富 収入・資産。生活の質を変える基盤。
② 社会的な富 信頼できるコミュニティや人間関係。
③ 精神的な富 他人と比較せず、不安に支配されない心。
④ 身体的な富 健康・体力・集中力。失うと最も高くつく。
⑤ 時間的な富 自分の時間を自分で決められる状態。(←これが一番大事)
僕は副業で成果を上げられたけれども、最初はちょっとした収入だけで、①しかなかった。
②のコミュニティは、オンラインの薄いつながりだけ。
③は成果を出している人が参加しているコミュニティにいて、もっと稼がなきゃという焦りで不安を抱えていた。
結局追いつくためには睡眠時間を削るしかなく、④の健康と⑤の時間的な富はほとんどなかった。
でも5つのバランスを意識し、時間を軸に副業のやり方を変えてはじめて、幸福度が変わった。
資産と幸福度の意外な関係性
最新の研究から、見えてきた3つの事実があります。
1. 不幸を減らすのは年収1,000万円まで。生活不安を消す効果には天井がある。
2. 収入より資産の方が幸福度を高める。(資産は嫌な仕事を断る拒否権を与えてくれるから)
3. 一番幸福度が高いのは資産3〜8億円相当。働かなくても生きていける状況で、なおかつ適度な社会との繋がりの状態が最も幸福度が高い。
まだ会社員をしながら副業で稼いでいる状況で、脱サラを目指してSNSやAIを活用したネット集客戦略を学んでいる最中だったとしても、この拒否権は何よりも力強い後ろ盾になる。
僕自身、脱サラを目指してAIやSNSのネット集客戦略を学ぶ勉強会に通い、マーケティングの知識は増えていたけれど、会社員をしながら副業をする状況が長く続いていた。
それでも、ある程度稼ぐ力も身について、そこまで会社の仕事を頑張る必要がなくなったので、会社の評価もそこまで気にならなくなり、残業を断ることができるようになったのは、その精神的な余裕が何よりも幸福度を上げることにつながった。
人生コントロール感を可視化する
最初のステップは、自分が時間を支配しているか、支配されているかを確認すること。
やることとしては、1日の中で完全に自分の意思でコントロールできている時間がどれだけあるのか、計算をすること。
幸福度が高い人の特徴は、1日に2〜5時間の自由時間を自分でコントロールできています
もしあなたが、嫌な仕事をお金のためにやめられない状態だったとしたら、それは、人生のコントロール感が低いサイン。
まずは支出を減らしたり、転職や副業で収入を増やして、小さな拒否権を手に入れることから始めましょう。
この一歩を後回しにしてしまっているせいで、成功を遠ざけている人が少なくありません。
時間 vs お金のトレードオフを意識する
お金に余裕が出てきたら、次にやるべきは時間を買う投資です。学びへの投資も、スキルや知識を短時間で習得することにつながるので、時間を買う投資にもなります。
お金を使って時間を生み出す発想は、起業初心者が見落としがちな戦略で、ほかにも家事代行とか、移動時間の短縮とか、ツールを活用したタスク自動化とか。
これらはすべて時間という資産への投資です。
自由時間が5時間を超えると幸福度は逆に下がる研究もあります。
ダラダラ過ごすのではなく、身体的な富(運動・健康)や社会的な富(交流会・コミュニティへの参加)に積極的に投資しましょう。
トップリーダーに学ぶ Time Wealth 生み出し術
業して気づいたのは、成功者ほど時間の守り方に哲学を持っているということ。
マーケティングや育成コンサルのオンラインコミュニティで成果を出している人たちも例外ではありません。
ビル・ゲイツの Think Week
年2回、完全に隔離された場所で読書と深い思考に没頭。AI戦略を含む意思決定の質を高めるための余白を意図的につくる。
イーロン・マスクのタイムボックス
5分単位でスケジュールを管理。意思決定の密度を最大化し、散漫な会議に時間を奪われない。
ウォーレン・バフェットの余白
スケジュールの大半を空白にし、本当に重要な決断にだけ時間を使う。断る勇気が富を守る。
今すぐできるワークとしては、朝1時間早起きして、自分自身の成長(学習・健康)のために使うこと。
また、バラバラに入っている予定を特定の曜日・時間帯にまとめ、まとまった深い作業時間を確保することで、時間の質を高めることも、すぐに実践できます。
今この瞬間から幸せになるという決断
僕が起業を目指していた会社員時代、稼げるようになれば全部解決すると思っていたけれど、SNSやネット集客で成果を出し、収入が増えてからももっと稼がなきゃという焦りは消えなかった。
変わったのは、働き方を変えて時間を取り戻してから。
朝の時間を学習と健康に使い、コミュニティや交流会で信頼できる仲間と繋がり、コンサルや育成の仕事に集中できる環境を整えた。その結果、収入より先に幸福度が上がりました。
今まさに脱サラや起業の始め方をオンラインで調べているあなたへ伝えたいのは、マーケティング戦略やSNS活用のスキルは後から身につけられるということ。
でも何のために稼ぐのかという軸は、最初に持っていないと成功後に迷子になります。
時間的な富という概念は、今この瞬間から時間の使い方を変えるだけで手に入れられます。
今日まず1つだけ予定を断ち、自分のための時間を確保してみてください。
それが本当の意味での成功への第一歩です。