よりかず式|凡人のためのSNSマーケティング実践録.136
2026/06/07
よりかず式|凡人のためのSNSマーケティング実践録.136
第136回:挑戦できない人を支配する“古いOS”の正体/文:よりかず先生
あなたの意志は誰かにコントロールされているかも
「なかなか行動できない」
「いつも同じパターンで失敗する」
もし心当たりがあるなら、まず安心してほしくて、それはあなたの能力のせいじゃないってことを最初に言っておきます。
「1ランク落とす」という無意識の習慣
というのも、僕自身がずっとそうだった。
受験のとき、第一志望より1ランク落とした学校を選んだし、就職活動のときも、本当に行きたい会社ではなく「確実に受かりそうな会社」を選んだ。
当時はそれを「堅実な判断」だと思っていたけれど、今振り返ると、それは失敗を恐れて安全圏に逃げ込む行動パターンそのもの。
脱サラや起業、ネット集客やSNSを使った独立支援に関心を持ちながら、なかなか踏み出せない会社員の方と話すと、毎回同じ言葉を聞く。
「リスクが怖くて…」「失敗したらどうしよう」って聞くたびに、まるで昔の自分を見ているようだった。
ノウハウを学んでも、動けないのはなぜか
マーケティング戦略を学んだ。オンラインのSNS集客セミナーにも参加した。
AIを活用したコンサル手法も勉強した。でも、なぜか行動できないって悩む初心者は多い。
それはスキル不足ではなく、頭の中にある古いプログラムが原因。
たとえばコンピューターに古いOSが入ったままだと、どんなに最新のアプリをインストールしても動作は重い。
人間の思考も同じで、幼少期に親から言われた言葉、学校教育で刷り込まれた価値観、メディアから受け取った成功・失敗のイメージが、無意識の前提として選択に影響を与えている。
「挑戦して失敗すると恥ずかしい」「お金を稼ぐことは汚い」「自分には特別な才能がない」など、こうした思い込みを書き換えない限り、どんなに戦略やノウハウを学んでも結果は変わらない。
「おひとりさま会議」という処方箋
そこで実践してほしいのが、たった一人で自分と向き合う「おひとりさま会議」です。
コンサルや勉強会に頼る前に、まず自分自身の内側を整理する時間を作る。
僕はメンターとの対話が転機になったけれど、同じように、対話には自分を客観視させる力がある。まず相手は、自分自身でいい。
やり方は3ステップ。
STEP 1:検出(感情が動いた瞬間を見逃さない)
まず、あなたを支配している過去の刷り込みを探すことから。
そのための手がかりは、感情の揺れ。イラッとした、不安になった、嫉妬した、怖くなったなど。この揺れは、心の奥に眠っている古い記憶が起動したサイン。
感情が動いたら、「なぜ今、私はこんな気持ちになったのか?」って、すぐに自問してみてください。
この「なぜ?」を数回繰り返すことで、表面的な感情の奥にある前提や思い込みが姿を現す。
起業やネット集客に挑戦しようとしたとき、なぜ足がすくむのか。その根っこを探ることが最初の一歩です。
STEP 2:言語化(正体不明の不安を課題に変える)
正体のわからない不安は恐怖ですが、言葉にできれば対策可能な課題に変わる。
たとえば「SNSで発信するのが怖い」という感情を掘り下げると、「発信して批判されたら、自分には価値がないと思われる」という過去の刷り込みが出てくることがある。
次にやることは、主観を客観に変換することだ。自分を登場人物として捉え、あたかも他人の指示書を読むように、「この人は、失敗=自分の価値がなくなる、という思い込みを持っている」と自分の思考パターンを紙に書き出してください。
こう書けると、急に「これって本当にそうだっけ?」って冷静に見られるようになる。
育成プログラムやコミュニティで相談する前に、この自己分析を済ませておくだけで、課題の解像度が格段に上がる。
STEP 3:書き換え(別の解釈で記憶を上書き)
古い思い込みを否定するのではなく、別の解釈を上書きするのがポイント。
否定すると脳は抵抗するけれど、「別の見方もあるよ」って添えるだけなら拒否反応は起きない。
これは認知行動療法の考え方にも通じます。
例えば、
「知らない場所へ行くのは危険」 →「未知なる場所にこそ、チャンスが落ちている」
「失敗して恥をかいた」 →「一生モノのネタができた。運が良い!」
「脱サラして失敗したら終わりだ」→「失敗から学べる人間になれる、最高の投資だ」
さらに、自分なりの判断軸を持つことで、意思決定のスピードと質が劇的に上がる。
「迷ったときは、10年後の自分が誇れる方を選ぶ」みたいなシンプルなルールがあるだけで、日々の選択が変わってくる。
自問自答シートを作る
おひとりさま会議を習慣にするために、自問自答シートを用意しておこう。
週に一度、カフェでもいいし、通勤電車の中でもいいから、以下の問いを紙やスマホのメモに書いてみてほしい。
経営・ビジネスのことなら…
1. 今の仕事が誰かからの受け売りではなく、本当に自分がやりたいことだと言い切れるか?
2. お金を稼ぐことに対して、どのような思い込みを持っているか?
3. もし失敗が100%ないと分かっていたら、今日から何を始めるか?
ライフスタイル・遊びのことなら…
1. 遊びのTo-Doリストを作っているか?
2. 仕事以外の時間を、自分を喜ばせるためにどう使っているか?
3. 10日間、仕事を一切禁止されたら、どこへ行き、誰と何をしたいか?
メンタル・哲学のことなら…
1. 今日動けなかった原因は、どんな過去の経験によるものか?
2. 今の苦境を別のポジティブな解釈に書き換えるなら、どんな言葉になるか?
3. 自分の人生において、絶対に譲れない軸は何か?
書くことは生きること
おひとりさま会議の本質は、自分の中にある複数の人格を整理し、意思決定の質を上げること。
経営者としての自分、親としての自分、一人の人間としての自分など、これらが整理されていないと、どんなに優れたマーケティング戦略も、AI活用の成功法則も、自分のものにならない。
SNSや情報商材、勉強会のオンライン配信など、情報が多すぎるからこそ、週に一度でも自分自身の内なる声に耳を傾ける時間を作ってほしい。
自問自答を繰り返すことで、過去の記憶は少しずつ上書きされていく。
起業や独立支援に向けた挑戦も、ネット集客の戦略立案も、すべては自分の意志で動ける状態ならないと機能しない。
逆にそれができたら、人生は驚くほど軽やかになる。
まずは、一人で抱え込まないでほしい
おひとりさま会議を試してみたけれど、「どこから手をつければいいかわからない」「自分の思い込みが強すぎて整理できない」と感じる方もいるはず。
そんな方のために、無料の個別相談を設けています。
脱サラを目指している方、副業でのネット集客に取り組んでいる初心者の方、起業に向けて動き始めたい方。
あなたの状況を聞かせてもらい、最初の一歩を一緒に考えたいので、弊社ホームページの問い合わせフォームから、ぜひお気軽にメッセージをお送りください。