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よりかず式|凡人のためのSNSマーケティング実践録.117

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よりかず式|凡人のためのSNSマーケティング実践録.117

よりかず式|凡人のためのSNSマーケティング実践録.117

2026/05/19

よりかず式|凡人のためのSNSマーケティング実践録.117

第117回:「継続できる人が勝つ」は、半分ウソ/文:よりかず先生

SNSを開けば、「毎日やれば人生が変わる」「継続できる人が勝つ」「習慣化こそが成功の鍵」こんなフレーズが次々と目に入ってくると感じませんか。

マーケティングや起業界隈でも、ルーティン公開の投稿は高いエンゲージメントを稼ぎ、習慣化系の書籍はよく売れています。

習慣化が大切なのは事実ですが、それがある種の宗教と化しているように感じます。

信じて続けさえすれば救われるって空気感が、特に起業や副業を目指す人たちの間で広がっている。

なぜ習慣化がこのような宗教化するのか。

不確実性の高い起業・キャリア開発の世界で本当に必要な思考法と、その実践ツールとしてのジャーナリングについてお伝えします。

続ければ正解が機能するゲームと、しないゲームがある

まず前提として知っておいて欲しいのは、習慣化の戦略が有効な場合と、そうでない場合があるということ。

筋トレ、英語学習、資格取得などは、毎日やる・継続するという戦略が正しく機能する。

なぜならゴールが明確で、やるべきことがはっきりしているから。

初心者でも始め方を調べやすく、オンラインの勉強会や講座でスキルを積み上げていける。

この類において、習慣化は欠かせない。

ところが、キャリア開発・新規事業・起業・ネット集客・SNS戦略といった領域は、まったく性質が異なる。

ゴール自体が曖昧で、何をすべきかが事前にはわからない。やってみて初めて当たり外れがわかるもので、不確実性の塊。

にもかかわらず、「とにかく毎日発信しろ」「習慣化できない人は意識が低い」という同じノリが、こうした領域にも持ち込まれているのは、かなり危ない。

不確実性を無視した習慣化論の罠

目標設定や習慣化に関する理論は、不確実性をほとんど考慮していないことが多い。

筋トレ、英語学習、資格取得などの不確実性が低いものは、継続することが正解につながるから、努力はある程度報われ、道筋もほとんど決まっている。

ですが、不確実性が高い世界では話が変わる。

継続が仇になることもあれば、努力が丸ごと無駄になることもある。

そして正解は、後からしか分からない。

これは僕の経験なのですが、副業でコンテンツ発信を始めた当初、「毎日SNS投稿を続ければフォロワーが増える」という言葉を信じて、3ヶ月間欠かさず投稿し続けたけれど、結果はほぼゼロ。

フォロワーは増えず、問い合わせも来なかった。

問題は、何を発信すべきかを考えずに、ただ「続ける」という行為そのものを目的化してしまっていたこと。

同じ時間を「誰に・何を・なぜ届けるか」の戦略設計に使っていれば、結果は全く違っていたはず。

脱サラして独立を目指しながらネット集客の戦略を練っている人が、「正解が分からないまま同じことを盲目的に続ける」状況に陥ったとき、失うのは時間だけではない。

自信も資金も、貴重な挑戦の機会も消えていく。

なぜ人は習慣という宗教に救いを求めるのか

その答えはで、不確実性が気持ち悪いから。

何が正解かわからない、将来が見通せないという状態に耐えられない人は多い。

だから「これを毎日やれば間違いない」「このルーティンさえ守れば救われる」って言葉に飛びつくけれど、これは宗教の構造とほぼ同じ。

最近だとAIに人生相談する人や、正解を探し続ける人が急増していて、その瞬間は安心できる。

ある種の鎮痛剤となっているけれど、根本的な問題は何も解消されていない。

特に日本人は、世界的に見ても不確実性への耐性が低い人種。

かつては「いい学校→いい企業→結婚→マイホーム→老後」という人生テンプレートがあり、そのレールに乗って継続することが機能していた。だから、習慣・継続・努力の文化が根付いた。

でも今は違っていて、会社員のまま副業で成果を出す人もいれば、SNSを活用したネット集客で起業する人もいるし、AIを戦略に活用してコンサルとして独立する人もいる。

自由が増えた分、意思決定疲れと不安が慢性化している。

何を習慣にするかではなく、何を見極めるかが大事

起業やキャリア開発において、大切なのは習慣化の量じゃなくて、今の自分にとって最もリターンが大きい一点を見抜く力。

野球に例えるなら、毎日100回素振りをすることよりも、どこにボールが飛んでくるかを見極めることにエネルギーを注ぐほうが、成果につながりやすいということ。

不確実性の高い世界では、正解は一つではなく、試行錯誤が前提。他人のSNS戦略やマーケティング手法を表面的に真似するだけでは、再現性は生まれない。

なぜなら、その人のフォロワー属性・発信スタイル・市場のタイミング・リソースが、あなたとは根本的に異なるから。

必要なのは、外から取り入れた情報について、自分の内側でどう機能させるかを検証し続けるプロセス。

見極める力を育てるジャーナリングとは?

どうすればその見極める力を鍛えられるのか、その答えの1つがジャーナリング。

ジャーナリングとは、「書く瞑想」とも呼ばれる思考の可視化プロセス。

日々の記録を残しながら、自分にとって本当に効果の高いことは何か、逆にやめるべきことは何かを探索していく。

僕の経験に戻りますが、3ヶ月の「空振り発信」のあと、僕はジャーナリングを始めて、毎朝10分、こんな問いを書き出す習慣をつくりました。

・今週うまくいったこと・いかなかったことは何か?何が違ったか?
・今の自分が集中すべき一点はどこか?
・今週最も時間を使ったことと、最も成果が出たことは一致しているか?
・やめるべきことはないか?

2週間も続けると、パターンが見えてきた。「誰かの課題を具体的に解決する記事」だけがエンゲージメントを生み、「自分が発信したいこと」は全く反応がなかった。

この気づきは、どんなオンライン勉強会にも書いていなかった。

自分の記録からしか得られなかったもの。

コンサルやコミュニティへの参加、AI活用、交流会での活動は、全て有益なインプット。

でも、外から取り入れた情報を自分の戦略として機能させるために内側の整理をしなければ、情報は積み重なるだけで力にならない。

ジャーナリングは、その橋渡し役です。

習慣化より先に、自分だけの勝ち筋を見極めよう

改めて整理すると、

・習慣化が機能するのは、不確実性が低い課題
・起業・ネット集客・SNS戦略は不確実性が高く、盲目的な継続は逆効果になり得る
・人が習慣に救いを求めるのは、不確実性への耐性が低いから
・大切なのは何を続けるかより、何を見極めるか
・ジャーナリングは、自分固有の戦略と優先事項を発見するための実践ツール

副業から起業を目指している方、SNSやネット集客を学びながら独立の準備を進めている方は、何を習慣にするかを考える前に、今の自分に最もインパクトのある問いは何かを問うところから始めてみてほしい。

他人の成功戦略を習慣化する前に、まず自分の内側を観察する時間をつくる。

それが、初心者が最初に身につけるべき、最も地味で、最も効果的な習慣です!

「自分の場合、何から始めればいい?」と感じた方へ

業・副業・独立支援・SNS戦略・ネット集客について、「自分の状況に合った戦略をどう考えるか」を一緒に整理する無料相談を受け付けています。

初心者の方でもオンラインで気軽にご相談いただけます。

「何をすべきかわからない」という段階からでも大丈夫です。まずは話すだけでも構いません。

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