よりかず式|凡人のためのSNSマーケティング実践録.103
2026/05/05
よりかず式|凡人のためのSNSマーケティング実践録.103
第103回:フォロワー数という数字信仰が、あなたのアカウントを殺す/文:よりかず先生
フォロワー数に意味はない
「フォロー数が多すぎるのは良くない」という感覚は、SNS運用の初心者でも何となく持っているはず。
じゃあ、フォロー数を減らせば解決するのかというと、そこには大きな落とし穴があります。
もしかしたらすでにあなたは、「フォロワーが多いアカウントはよくない」っていう話を聞いたことがあるかもしれません。
実はその疑問は正しくて、SNS戦略として本当に重要な「フォロワー削除」の考え方と、ネット集客において反応率がいかに重要かを、私自身の経験談も交えながら解説します。
起業・脱サラを目指して副業でSNSを活用しようとしている方に、ぜひ読んでいただきたい内容です。
「フォロー解除」だけでは何も変わらない
SNS運用で、「フォロー数を減らせばアカウントが改善される」って考えている人は多いけれど、これは初心者が陥りがちな誤解。
フォロー数が極端に多いアカウントは信頼感を損なうけれど、フォロー解除だけを続けても、アカウントの本質的な問題は解決しない。
なぜならフォロー解除とは、「自分がどのアカウントを見に行くか」を調整する行為に過ぎないから。
一方で、SNSの伸びに影響するのは、誰があなたを見て・どれだけの反応があるかということ。
フォロワーの整理をしていないと、反応しない・見る専・ログインすらしていないような、アルゴリズム上で既に死んでいるアカウントだけが、あなたのフォロワーとして残ってしまう。
結果として、フォロワー数だけはつみあがるけれど、いいねもコメントも来ない、伸びないアカウントが完成してしまう。
現代SNSのアルゴリズムは「反応率」で動いている
前のSNSは、フォロワー数が多い人=すごい人で、アカウント自体も優遇されていた。
でも最近のアルゴリズムは、逆転現象が起きている。
最近のSNSは、フォロワーの多さよりも「この投稿に誰がどれだけ反応しているか」を見て、次の拡散範囲を決める仕組みに変わってきているから、「1,000人に届けて100人が反応するより、100人に届けて50人が反応する方が、アルゴリズムは評価する。
(前者は反応率が10%に対して、後者は50%で、この反応率が見られている。)
だから、反応しないフォロワーが多いほど「この投稿は誰にも刺さっていない」と判断され、投稿が拡散されにくくなってしまう。
なので、フォロワー数が多いほど伸ばすのが難しくなっています。
ネット集客やSNS戦略を学ぶ勉強会やコミュニティでも、最近ではこの反応率(エンゲージメント率)が最重要指標として語られるようになっています。
フォロワー数という表面的な数字ではなく、反応が生まれる場所をどう作るかが、マーケティング戦略の核心になっているのです。
本当にやるべきは、フォロワー削除
フォロー解除ではなく、フォロワー削除。
これがSNS運用における正しい戦略。自分のフォロワー一覧を整理し、アカウントの土台を整える作業となります。
削除を検討すべきフォロワーの基準は以下のとおりです。
・半年以上、投稿・活動がない
・ フォローされてから一度も反応(いいね・コメント)がない
・ 今後も交流が発生する未来が見えない
・ 明らかにターゲット・目的がズレているアカウント(例:BOTや無関係な業種の人)
あえてフォロワーを減らすことに、抵抗感を持つ人は少なくないはず。
でもこれは投資で言う損切りと同じ発想。意味のないポジションをいつまでも持ち続けることこそが、最大のリスクです。
意味のないフォロワーを減らすことは、アカウントの土台を整える行為だと考え方を切り替えましょう。
もしフォロワーを見てみて、削除対象ばかりのアカウントだったとしたら、アカウント自体の価値がほぼなくなってしまっている。
どれだけフォロワー数が多くても、そのアカウントで活動し続けることにほとんど意味がない。
思い切って新アカウントを作り直すことも、現実的な選択肢として考えた方がいいかもしれません。
アカウントを作り直して気づいたこと(経験談)
私がXで情報発信を始めた数年前は、「フォロワー数こそが信頼の証」という空気があり、当時は相互フォローで数を伸ばすことが当たり前でした。
その流れに乗り、数を増やしていったけれど、時代は変わった。
「フォロワー数より質が大事」という常識に変わったとき、僕も最初は価値観の変化についていけなかった。
フォロワーは一定数いる。でも、投稿への反応は薄い。
エンゲージメント率は低く、アルゴリズムにも評価されない。
まさに数字はあるのに伸びない状態でした。
フォロワー数という意味のない数字に縛られていたと気づいたとき、解決策はひとつ。
悩んだ末に出した答えは、アカウントを作り直すこと。フォロワー0からのスタート。
正直、決断にはかなり勇気が必要だった。
積み上げてきた数字を捨てることへの抵抗感、また一から始めることへの不安。
しかし、思い切って作り直したことで、フォロワー数もエンゲージメントも改善した。
損切りができたことが、転換点でした。
SNSは「人が多い場所」ではなく「反応が生まれる場所」
SNSは、フォロワーを増やすゲームではなく、どれだけの反応が生まれるかを競うゲーム。
起業や独立支援を目指してSNSに取り組む方にとって、この考え方の転換は不可欠です。
数字を減らす勇気がない人ほど、本当に必要なものを得られず、一生伸びないまま。
フォロワー数という意味のない指標にとらわれず、損切りができる人こそが、オンラインでのマーケティング戦略を正しく実行し、成功に近づける人の特徴です。
AI活用・コンサル・コミュニティ運営など、副業・起業の形が多様化する中で、SNSをネット集客の核として機能させたいなら、今すぐフォロワーの質を見直すことから始めてください。
数字を捨てる勇気が、あなたのSNSを本当の意味で育てます。