よりかず式|凡人のためのSNSマーケティング実践録.55
2026/03/16
よりかず式|凡人のためのSNSマーケティング実践録.55
第55回:「質問の質」で人生は変わる。成功する人が必ず持っている“3つの要素”/文:よりかず先生
成果を出す人の「質問力」とは?
同じオンラインコミュニティで学んでいるのに、成果が出る人と出ない人でいつのまにか差がついている。
僕は複数のコミュニティで学んできたけれど、起業を目指す人が集まる勉強会とか、副業初心者向けのオンラインイベントとか、マーケティング戦略を学ぶ交流会とか。
それぞれの場で、この違いを目の当たりにしてきたけれど、その差はスキルでも経験でもなかった。決定的に違ったのは、「質問の質」でした。
「教えてください」では成長できない理由
副業初心者がコミュニティやイベントに参加したとき、最もよく聞く質問がコレ。
「SNSで成果を出す方法を教えてください」
「起業するには何から始めればいいですか」
「ネット集客の始め方を教えてください」
一見、よくある質問だけれども、この質問では成長できない。
それは質問が抽象的すぎて、答える側も「まずはターゲットを決めましょう」「マーケティングの基礎を学びましょう」など、一般論しか返せないから。
こうした回答は正しいけれど、具体的なアドバイスではないので、質問者の求める答えではない。
オンラインコミュニティでの相談や、コンサルの育成サービスを受ける場でも、この手の質問はとても多いけれど、これでは質問タイムが時間の無駄で終わる。
成果を出す人は「具体的な壁」を持っている
一方、成果を出している人の質問は、まったく違う。
例えば、ある勉強会でこんな質問をしている人がいた。
「副業でSNS運用を3ヶ月続けています。投稿は週3回、ターゲットは30代の会社員で副業を始めたい人。
フォロワーは200人まで増えましたが、DMでの問い合わせがゼロです。
投稿内容は副業の始め方・時間の作り方が中心ですが、何が足りないでしょうか?」
この質問には、現在地、取り組んでいること、具体的な課題が全て含まれているから、答える側も的確なアドバイスができる。
別のオンラインイベントでは、こんな質問もあった。
「ネット集客を学んで、AIツールを使って投稿を作成していますが、反応が薄いです。
自分では役に立つ情報を発信しているつもりですが、保存やシェアがほとんどありません。
ターゲット設定が甘いのか、それとも投稿の切り口が悪いのか、どちらでしょうか?」
この質問も、自分なりに仮説を持っている。
「ターゲット設定」か「切り口」かという問題の所在を絞り込んでいるからこそ、コンサルや先輩起業家も答えやすい。
「問いの立て方」とは?
質問力を高めるには、僕が複数のオンラインコミュニティや交流会、イベントで学んだのは、「現在地を正しく伝えること」の重要性。
副業を始めたばかりの初心者と、すでに3ヶ月運用している人では、答えるべき内容が違う。
起業を目指している人と、独立支援を受けている人でも、戦略は変わる。
だからこそ、質問する側が「今、自分はどこにいるのか」を明確に伝える必要がある。
ある勉強会で、成功している起業家がこう言っていた。
「良い質問には、3つの要素がある。
①現在地、②やったこと、③具体的な壁。この3つが揃っていれば、誰でも的確なアドバイスができる」
この視点を持ってから、僕自身もコミュニティでの質問の質が変わった。そして、得られるアドバイスの質も、劇的に向上した。
コンサルや育成サービスを最大限活用する方法
この「質問力」は、コンサルや育成サービスを受ける場面でもとても重要。
オンラインでの相談を受けるる立場から見ても、質問が具体的な人ほど、次の一手となる具体的なアドバイスができる。
逆に、抽象的な質問しかできない人には、一般論しか返せないから、逆質問をして状況を聞き取ってから答えるようにしています。
ネット集客の相談でよくあるのが、「SNSで成果を出したいです。どうすればいいですか?」という質問。
これではSNSの種類も、ターゲットも、現在の状況もわからない。
だから、「まずターゲットを決めましょう」としか返せない。
一方、「Instagramで副業初心者向けに発信していて、フォロワーは300人。
投稿へのいいねは平均20件ですが、DMでの問い合わせがありません。
投稿内容を変えるべきか、導線設計を見直すべきか、アドバイスをください」という質問なら、具体的な戦略を提案できる。
マーケティングやコンサルの世界では、「問いの質が答えの質を決める」とよく言われる。
これは、コミュニティでの学びにも、育成サービスの活用にも、そのまま当てはまる。
オンライン相談で見えた、初心者がつまずくポイント
副業初心者向けにネット集客の相談を受けていると、質問力が低い人に共通する傾向があり、それは、「自分の現在地を把握していない」こと。
SNSを始めたばかりなのか、すでに数ヶ月運用しているのか。フォロワーは何人いるのか。
ターゲットは決まっているのか。投稿頻度はどれくらいかなど。
こうした基本的な情報を、自分でも整理できていない。
これは、オンラインコミュニティや勉強会、イベントでも同じで、「成果が出ない」と嘆く人に「具体的に何をやりましたか?」と聞くと、答えられない。
自分が今どこにいて、何をやって、何が足りないのかが、うまく伝えられない。
逆に、成果を出している人は、自分の現在地を正確に把握している。
起業への挑戦、独立支援を受けている段階、副業で試行錯誤している状況など、それぞれのフェーズで、自分が何をすべきかを理解している。
だからこそ、質問が具体的になり、得られるアドバイスも的確になるから、成功への道筋も見えてくる。
成長速度は「インプット量」ではなく「問いの深さ」で決まる
オンラインコミュニティに参加しても、勉強会やイベント、交流会に顔を出しても、成果が出ない人がいる。
その理由は、インプット量ではなく、「質問の質」の低さ。
副業初心者にとって、コミュニティやコンサル、育成サービスは貴重な学びの場。
起業を目指す人も、独立支援を受けている人も、ここで得られる知識やアドバイスは、マーケティングの教材やネット集客のノウハウ以上に価値がある。
でも、その価値を最大化できるかどうかは、「問いの深さ」で決まる。
AIツールを使ってSNS運用を効率化することも大切。
戦略を立て、挑戦を続けることも大事。
でもそれ以上に、「良い問いを立てる力」を磨くことが重要。
次にオンラインでの相談を受けるとき、コミュニティで質問するときは、「自分の現在地はどこか?」「何をやってきたか?」「具体的な壁は何か?」これを事前に準備しておいてください。
この3つを明確にするだけで、得られるアドバイスの質は劇的に変わる。
そうすれば、壁にぶつかっても、成功への道筋はすぐに見えてきますから!