よりかず式|凡人のためのSNSマーケティング実践録④
2025/07/08
よりかず式|凡人のためのSNSマーケティング実践録④
第4回:AIで量産しても意味がない?“選ばれない投稿”が増えている理由/執筆:よりかず先生
今や誰でもAIを使って、SNSの投稿やブログ記事を“それっぽく”作れる時代になりました。
しかも、無料で。ほんの数秒で。
この進化は確かに便利です。
しかしその一方で、「意味のない投稿」「誰にも響かない情報」が爆発的に増えているのも事実です。
その原因は、情報そのものの価値が下がっているからではありません。
“意図のない発信”が増えすぎているからです。
情報があふれる時代、選ばれる投稿とは?
かつては「何を発信するか」が重要でした。
でも今は、すでに情報が供給過多の時代。
Googleで検索すれば、同じような内容の記事や動画が山ほど出てきます。
そんな中で、ただAIで生成しただけの投稿や、SEO対策だけを意識したブログに意味はあるのでしょうか?
・誰の悩みを解決するのか分からない
・書き手の体験や背景が見えない
・読み手が「で、何が言いたいの?」と感じてしまう
このような投稿は、もはや情報ではなく“ノイズ”に近い存在です。
読者は「心のこもっていない発信」をすぐ見抜く
便利になった今だからこそ、読み手はより敏感になっています。
投稿を見たときに伝わるのは、「何を言っているか」だけではなく、「どんな気持ちで書いたか」「どんな人が書いたか」。
- 文体に感情がこもっていない
- 経験やストーリーが感じられない
- 書き手の存在がまったく見えない
こうした投稿は、たとえ構成や言葉選びがきれいでも、読み手の心に届きません。
SNSでも、ブログでも、どこか冷たく感じられるのは、“熱量”が伝わっていないからです。
なぜ、AIで書いた「正しい投稿」が読まれないのか?
例えば、AIを使って「ブログの書き方を解説する記事」を作成するのは簡単です。
構成も整っているし、誤字脱字もない。言っていることも間違ってはいない。
それでも、その投稿が読まれない理由は明確です。
「なぜあなたの投稿を、わざわざ読む必要があるのか」という問いに答えられていないからです。
検索すれば、もっと信頼性が高く整理された情報がすぐ出てくる。
Wikipediaや企業メディアのほうが情報量も網羅性も上です。
だからこそ、“あなたにしか書けない言葉”が求められるのです。
発信の価値は「情報」ではなく「意図」に宿る
これからの時代、発信の本質は「AIを使って何を書くか」ではありません。
「AIを使って、誰のどんな悩みに、どう寄り添うか」です。
つまり、価値があるのは情報そのものではなく、
・その投稿に込めた意図
・誰かを励ましたいという想い
・自分の体験を通して伝えたいこと
こうした“背景のある言葉”だけが、読者の記憶に残り、選ばれていきます。
まとめ:楽に量産できる時代こそ、1つを丁寧に届ける発信力が差をつける発信の価値は「情報」ではなく「意図」に宿る
AIを使えば、量産は簡単です。
けれど、「簡単にできる=価値がある」わけではありません。
たった一人の悩みに寄り添い、心を込めて書いた投稿には、誰にも真似できない力があります。
それが、“選ばれる発信”の本質です。
次回は、「誰かに響く言葉の作り方」として、感情が動く投稿の共通点を深掘りしていきます。