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よりかず式|凡人のためのSNSマーケティング実践録.83

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よりかず式|凡人のためのSNSマーケティング実践録.83

よりかず式|凡人のためのSNSマーケティング実践録.83

2026/04/13

よりかず式|凡人のためのSNSマーケティング実践録.83

第83回:型落ち家電が売れ続けた理由から学ぶ、あなたの発信が選ばれない原因/文:よりかず先生

「売れない」壁にぶつかっていませんか?

副業からスモールビジネスで起業を目指し、X(旧Twitter)で情報発信を始めたものの、全然反応がない。

発信を続けているのにフォロワーが伸びない。

「自分みたいなフォロワー0、知識も経験も0の初心者が売れるはずがない」って、そんな壁にぶつかっている会社員の方は多いはず。

でも、少し立ち止まって考えて欲しいのが、売れない原因が実力がないことなのかということ。

実は、売れない原因のほとんどは「伝え方」にあります。

その理由をジャパネットたかたの創業者・高田明さんの話から、成功事例から、弱者の販売戦略をお伝えします。

大手に勝ち目ゼロだった、長崎のカメラ屋の息子

高田さんはもともと、長崎のカメラ屋の息子でした。

当時の家電業界といえば、巨大な量販店が全国に展開し、豊富な品揃えに加えて、安さとアクセスのよい立地で消費者を集めていた。

普通に考えれば、地方の小さなカメラ屋が大手量販店と戦えるわけがない。

価格でも、品揃えでも、立地でも、完全に劣勢。

これはまさに、起業初心者がフォロワー数万人のインフルエンサーと「同じ土俵」で戦おうとするのと同じ構図。

マーケティング戦略もなく、ネット集客の方法もわからないまま闘っても勝ち目はない。

では高田さんは何をしたのかというと、意外ですが、「商品を売る」のをやめたんです。

「比較させない」という逆転の発想

例えばテレビを買いに行こうと家電量販店に行ったら、ずらりと並んだテレビの前でカタログのスペック表を見比べ、店員さんに聞いてもちんぷんかんぷん。

結局買うのをあきらめて「また来ます」って帰った経験ありませんか?

ジャパネットはその真逆をやった。紹介するテレビは1機種だけ。比較させない。スペックの説明もしない。

代わりに高田さんが伝えるのは、「家のリビングで、こんな迫力の映画やスポーツが見られるんです!」っていうメッセージ。

テレビショッピングを見たことがあるなら何となく想像できますよね。

これは単なるセールストークではない。「あなたの生活がどう変わるか」を30秒で見せるという、マーケティング戦略としての徹底したメッセージ設計。

さらに「今日だけ!下取りで〇万円引き!」と即決を促し、考える時間を与えない。

量販店が「比較して選んでください」と言っている間に、ジャパネットは「選ばなくていいです。これを買ってください。理由はこれです」で売り切ったのです。

型落ち品でも売れた、本当の理由

興味深いのは、ジャパネットが扱う家電は最新機種でないことが多いという事実。

それでも、お客さんは型落ちだと知りながら買っている。

それは高田さんの説明を聞いた時点で、すでに「自分の生活が変わるイメージ」が頭の中に完成していて、スペックとか最新機種かどうかなんて関係なくなっているから。

これはSNS発信やネット集客でも全く同じ原理で、スキルが高いから選ばれるのではなく、「相手に価値が伝わる」と選ばれる。

僕自身が気づいた「主語のズレ」

僕自身も、過去にまったく同じ失敗をしていた。

Xで情報発信を始めたころ、「僕はこれができます」って自己紹介はしていました。

マーケティングのこと、ネット集客のこと、起業初心者向けの戦略も、一通り発信していたつもり。

でも、問い合わせは来ないし、フォロワーも伸びない。

しばらくして気づいたのは、「自分が何ができるか」ばかりを発信していて、「あなたのこの問題が解決できます」という提案が1つもなかったということ。

例えるなら、レストランのシェフが「僕はフレンチを15年修業しました」と言い続けているのに、「今夜のコースでこんな体験ができますよ」とは一度も言っていないようなもの。

料理の説明を一生懸命しても、お客さんには伝わらない。

「自分は何ができるか」→「相手の生活がどう変わるか」

この主語を変えただけで、同じ発信内容でも反応がガラリと変わりました。

スキルを磨き直す必要はなく、伝え方が問題だっただけ。

弱者が取るべきオンライン販売戦略の本質

副業・起業の初心者がオンラインでネット集客を目指すとき、大手や有名人と同じ土俵で戦おうとするのは得策ではない。

ジャパネットたかたが教えてくれるのは、弱者には弱者の戦略があるということ。

大事なポイントは以下の3点です。

① 比較させない
自分の強みを一点に絞る。

「あれもできます、これもできます」は、かえって相手を迷わせる。

コンサルとして独立支援をするなら「この一点で成果を出す」と絞ることが戦略の第一歩。

② スペックではなく「変化」を伝える
「10年のキャリアがあります」より「会社員のまま月3万円の副収入を得る具体的な道筋をお伝えできます」のほうが、脱サラを目指す人には刺さる。

育成・コンサルの内容ではなく、相手の未来を語る。

③ 次のアクションを明示する
無料相談・オンライン勉強会・コミュニティへの参加など、「次のステップ」を明示することで、迷っている初心者を動かせる。

SNS戦略やAI活用の時代でも変わらない、マーケティングの普遍的な原則。

弱者が取るべきオンライン販売戦略の本質選ばれないのは、あなたの実績のせいじゃない

脱サラや起業を目指して情報収集している会社員の方に、一番伝えたいのはこのこと。

あなたが発信しても反応がないのは、価値がないからでなく、伝わっていないだけ。

ジャパネットたかたは、型落ちの家電を、大手量販店のない場所から、全国に売った。

武器は最新スペックでも、潤沢な資金でも、有名な看板でもなかった。

「買ったらあなたの生活がこう変わる」という、たった一つの伝え方を変えただけ。

あなたにも必ず、誰かの問題を解決できる知識や経験があるはず。

それが今、相手に届いていないだけだとしたら…。

伝え方を変えるだけで、挑戦の成功確率は大きく変わります。

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