よりかず式|凡人のためのSNSマーケティング実践録.73
2026/04/03
よりかず式|凡人のためのSNSマーケティング実践録.73
第73回:あなたのその“準備”、一生売れない人の典型パターンです/文:よりかず先生
頑張っているのに、売り上げが1ミリも動かない理由
脱サラや独立支援の相談に乗っていると、ある共通のパターンに気づきます。
作業量は多いのに、売り上げはゼロ。
具体的にどんな作業をしているかというと、商品コンセプトを練って、サービス名を考えて、ロゴのデザイン案を出して、ランディングページを作って、特典の内容を詰めて、SNSのプロフィールを整えて…。
確かにどれもやるべきことですが、肝心の「売る」という行為が抜け落ちています。
注文フォームはすでに作ってあるのに、「まだ完璧じゃないから」と言って公開しない。
「もう少し準備してから」と言って、その準備が一向に終わらない。
これが、0→1を達成できない人に共通する最大の落とし穴です。
なぜ人は「作る作業」に逃げてしまうのか
「作る」という作業は、心理的にとても安全。
なぜならロゴを作っても、ページを仕上げても、誰にも否定されないから。
お断りを受けることもなければ、自分の価値を試される場面もない。
一方、「売る」という行為には恐怖が伴います。
お客さんに断られる可能性があるし、売れなかったら、その現実を直視しなければならない。
だから人は無意識に、売ることに直結しない準備へと逃げていく。
そしてもう一つ厄介なのが、作業をしていると進んでいる気分になれるということ。
ただ、どれだけ準備が整っていても、売らなければ何も始まらない。
「完璧にしてから売ろう」はポエムを呟いているのと同じ
オンラインでビジネスを始める際のマーケティング戦略として、よく「まず完成度を高めてから市場に出す」と考える人は多いけれど、これは大きな誤解。
完璧にしてから売ろうとしている人は、「ずっとひとりでポエムを呟いているだけ」の状態。
市場に出てみて初めて分かることが、山ほどあります。
どんなマーケティングの勉強会に参加しても、何冊本を読んでも、人に話を聞いても、「実際に売った結果」からしか得られないデータがある。
それは、リアルなお客さんの反応。「売ること」は、最高の市場調査なんです。
私自身も「頑張っているのに空回り」していた
SNS運用のサービスを立ち上げようとしていたとき、毎日何時間もかけてサービスの内容を磨いていたけれど、売り上げはゼロのまま。
転機は、まず無料モニターとしてお試し提供したことです。
お客さんとの会話の中で気づいたことがあり、それは自分が売りたいものとお客さんが求めているものが全然違うということでした。
お金を払う価値があるものって、実はとてもシンプルで、自分の悩みが解決できるかどうか、それだけでした。
0→1を達成する人がやっている「売る→改善」のサイクル
起業やネット集客の初心者が0→1を達成するために必要なのは、完璧な準備ではなく、正しい順序。
①売る。
②反応を見る。
③必要なものだけ作る。
④改善する。
⑤また売る。
この順番を実践できた人から、0→1を達成している。
どれだけコンサルや育成プログラムに参加しても、AIツールを使い倒しても、「売る」というステップを後回しにしている限り、成果は出ない。
今日から変えられることは、「作る」から「売る」へ
この意識の転換一つで、ビジネスの動き方は大きく変わる。SNSで知り合った人に声をかけてみることや、無料モニターとしてお試し提供してみること。
それが最初の市場調査になります。
準備は、売りながら整えていけばいい。
早く売って、早く学んだ人が成功に近づく。
これはSNS運用でも、コーチングでも、すべてのオンラインビジネスに共通する事実です。