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よりかず式|凡人のためのSNSマーケティング実践録.71

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よりかず式|凡人のためのSNSマーケティング実践録.71

よりかず式|凡人のためのSNSマーケティング実践録.71

2026/04/01

よりかず式|凡人のためのSNSマーケティング実践録.71

第71回:成果が出ない人に共通する、定数と変数の視点/文:よりかず先生

成果が出ない人は、変えられない定数を変えようとする

副業で月10万円を稼ぎたい。会社を辞めて独立したいと思い、情報収集をされている方は多いと思います。

ところが、同じような情報を仕入れ、同じような行動をしているはずなのに、なぜか成果が出る人と出ない人に分かれていく。

その差はどこにあるのか。

僕がずっと考えてきたことで、一つの答えに行き着いたのが、「変えられないものを変えようとしているかどうか」です。

数学が苦手な人が陥る「思考のワナ」

突然ですが、数学の話をします。といっても、難しい計算じゃないので安心してください。

数学には「定数」と「変数」という概念があります。定数とは、絶対に変わらない固定の値。

変数とは、工夫や行動によって変えられる値のことです。

たとえば「1日は24時間」は定数です。どれだけ頑張っても25時間にはならない。

でも、「24時間の使い方」は変数。優先順位を変えたり、作業を時短することで、改善することができる。

論理的思考が得意な人は、この分別が自然にできるから、変えられないものには執着せず、変えられるものに注力する。

シンプルですが、これが起業や副業で成果を出す人に共通した思考習慣。

逆に、この思考習慣がない人は、変えられないものを変えようとして、なかなか成果が出ないことが多い。

「計算じゃないから数学は関係ない」と思うかもしれないけれど、難しい計算ができるかどうかじゃなくて、「変えられるものと変えられないものを見分ける思考回路」を持っているかどうかが、ビジネスにおける戦略の土台になります。

私が副業を始めたころ、やらかした失敗

僕もSNSでの情報発信やブログでの副業を始めたばかりのころ、「月10万円稼ぐ!」という目標に対して、あり得ない数値を設定していました。

情報発信ビジネスにおける成約率は、うまくいっても10%程度。

本来なら問い合わせの件数をもっと増やさないといけないのにも関わらず、当時の私は「ちゃんとやれば大半の人が買ってくれるはず」と根拠のない自信を持ち、成約率50%以上で見積もっていました。

当然ながら、目標には遠く及びませんでした。

これは変えられない現実(成約率の相場)を無視して、ありえない数値を"定数"のように扱っていたのが原因です。

逆算すると「現実」が見えてくる

失敗から学んだあと、私がやり直したのは徹底的な逆算です。

月10万円 ÷ 単価2万円 = 月5件の成約が必要
成約率10%なら = 月50件のアプローチが必要
月50件 ÷ 30日 = 1日あたり約1.66件のアプローチ
ブログ記事の執筆、SNSでの情報発信、読者とのやり取り……これらに必要な作業時間は?

こうして算出すると、「1日に必要な作業時間」が現実的な数字として見えてきます。

会社員として働きながら確保できるか、睡眠や家族との時間を削らずに成立するか、を検証できます。

もし計算上「1日24時間では足りない」となったなら、見直すべきは目標設定か、やり方のどちらか。

単価を上げる、ネット集客の仕組みをつくって効率化する、AIを活用して作業時間を短縮するなどは、すべて「変数」だから変えられること。ここに注力すれば、目標が現実味を帯びてくる。

でも、この逆算をしないまま「とにかくやってみよう」と動き続けたら、成果が出ない理由がわからないまま消耗し続け、やがて「自分には向いていない」と諦めてしまう。

本当にもったいないです。

「ありえない数値」になっていないか、今すぐ確認してほしい

起業初心者・副業初心者の方は、一度立ち止まって確認してほしい。

それは、今あなたが立てている計画の中に、こんな数値が入っていないかどうか。

成約率が50%以上になっている
経費や時間コストを計算に入れていない
「毎日投稿し続ける」前提で組んでいるが、継続できる根拠がない
1日の作業時間が、実際に確保できる時間を大幅に超えている

オンラインビジネスのマーケティング戦略を学んだり、SNS集客の勉強会やコミュニティで情報を得たりすることはとても大切。

でも、成功事例をそのまま自分に当てはめ、前提条件を確認しないまま計画を立てると、確実に僕と同じ失敗を犯します。

数字を疑う習慣こそが、オンラインビジネスで成果を出すのに、地味だけどとても重要なスキルです。

変えられるものに集中することが、戦略の本質

脱サラや独立支援に関わる人たちと交流するなかで気づいたことがあり、それは成功している人ほど、諦め上手だということ。

どういう意味かというと、変えられないものへの執着はすぐに手放し、変えられるものへ集中する切り替えが速いという意味。

1日24時間という制約 → 変えられない(定数)
その時間の使い方・優先順位 → 変えられる(変数)
市場に競合がいること → 変えられない(定数)
自分のポジショニング・発信の切り口 → 変えられる(変数)
過去の失敗や経歴 → 変えられない(定数)
今日からの行動・発信の質 → 変えられる(変数)

情報発信やブログを使ったネット集客、AIを活用したコンサルビジネス、コーチング・育成系のオンラインビジネスなど、どんなものでもこの思考が土台にあるかどうかで、戦略の精度がまったく変わってくる。

イベントや勉強会、オンラインコミュニティでの交流を通じて挑戦を続けることは素晴らしいこと。

ただ、その挑戦が「変えられないものを変えようとする努力」になっていないか、定期的に立ち止まって点検することが必要です。

成果を出す人は「現実の制約」を正しく受け入れている

成果が出ない人の多くは、努力が足りないのではなく、努力の方向が間違っているだけ。

変えられない定数を変えようと頑張り続けて、消耗する人が多すぎる。

まずは目標を設定し、そこから逆算して「自分が本当に変えられるものはどこか」を明確にする。それができたとき、はじめて正しい戦略が見えてくる。

派手なテクニックや最新ツールより先に、この「定数と変数を見分ける思考」を習慣にしてください。

それが、会社員として副業に挑戦する人にとっても、脱サラ・独立を目指す人にとっても、すべての土台になります。

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