よりかず式|凡人のためのSNSマーケティング実践録③
2025/06/26
よりかず式|凡人のためのSNSマーケティング実践録③
第3回:なぜ「成功者の真似」は危険なのか?SNS初心者がハマる落とし穴と対策 執筆:よりかず先生
SNSで発信を始めたばかりの人にとって、「成功している人を真似すれば、自分も伸びるのでは?」という発想は、ごく自然です。
有名インフルエンサーや芸能人の投稿を参考にしながら、「同じようにやってみよう」と考えるのは、むしろ前向きな姿勢と言えるでしょう。
ですが、ここに大きな落とし穴があります。
実際、多くの初心者が「うまくいくと思って始めたのに、全然反応がない」「なぜ自分だけ伸びないのか分からない」と悩んでいます。
その原因は、“表面的な真似”にあるのです。
真似してもうまくいかないのはなぜか?
たとえば、芸人や著名人がYouTubeでゲーム実況を始め、たった数本の動画で何万回もの再生回数を記録したとします。
それを見て「自分もやればバズるかもしれない」と思うのは当然の反応ですが、同じ結果が出るとは限りません。
なぜなら、彼らにはすでに「見てもらえる土台」が整っているからです。
・知名度(メディア出演、TV、過去の実績)
・ファンベース(すでに応援してくれている人が多数存在)
・信頼関係(過去の発信内容や活動に対する期待値)
つまり、彼らは「ゼロ」ではなく「1」や「10」からスタートしているのです。
無名の個人が真似しても、誰にも気づかれない
無名の個人が同じように動画や投稿をしても、最初は誰にも見つけてもらえません。
どれだけ内容が面白くても、検索にも表示されず、SNSのタイムラインにも埋もれていく。
これは、「誰も通らない道端にチラシを貼っている」ようなものです。
動画編集やサムネイルを一生懸命に工夫しても、そもそも“視界に入らない”のなら意味がありません。
SNSで成果を出すには、「コンテンツの質」よりも先に「届ける仕組み」が必要です。
・誰に向けて発信するのか?
・どうやってその人に見つけてもらうのか?
・どの媒体で、どの時間帯に、どんな言葉で届けるのか?
ここを設計せずにスタートすると、努力が空回りする結果になります。
真似するなら「行動」ではなく「構造」を見る
成功している人の「何をしているか」だけをコピーしても、意味がありません。
本当に真似すべきは、「なぜそれが機能しているのか?」という構造や戦略です。
・その人は、どんなテーマで発信しているのか?
・誰に向けて発信しているのか?
・どんな信頼関係や実績を積み上げてきたのか?
・発信内容は、どのタイミングで、どう変化してきたか?
こうした“裏側のロジック”を読み取れれば、ようやく自分に置き換えた戦略が立てられます。
逆に、構造を理解しないまま行動だけを真似すると、「なぜ反応がないのか分からないまま疲弊する」という最悪のスパイラルに陥ります。
ゼロから始める人がやるべきSNS戦略とは?
無名からスタートする人にとって、SNSは魔法のツールではありません。
むしろ、「育てる」ものです。
最初に必要なのは、明確な設計図です。
・誰に届けたいのか?(ターゲット設定)
・どんな悩みや課題を解決するのか?(提供価値)
・どのプラットフォームで、どうやって接触するのか?(導線設計)
たった一人でも「刺さる」投稿を意識しながら、徐々に信頼を積み重ねていく。
それが、ゼロからSNSで結果を出すための正攻法です。
まとめ:誰かの“再現”ではなく、自分の“設計図”を持とう
SNSで成果を出したいなら、他人の真似よりも、まず自分の立ち位置を把握することが重要です。
・成功者とあなたの「スタート地点」は違う
・真似すべきは「投稿の形」ではなく「戦略の構造」
・見られる仕組みを作らなければ、どんな発信も届かない